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September 24th, 2015
シンガポール 日本酒ワークショップ
F1 Singapore Grand Prixにてシンガポールに訪れた際に一般のお酒好きとすでに我々の日本酒を扱ってくれているお店に対して日本酒のワークショップを行ってきました。 場所は、PRIMEUR CELLARSさんという年代物の高価なワインなどを大量に購入し、温度湿度がベストな環境で保存しておけるレンタルセラーサービスのそのセラーで行われたました。 外気が30度を超える中、セラー内は10度以下に保たれ温度差の性もあり極寒。そして、事前に主催者よりこの極寒の環境でワークショップを行うと知らされていなかったため、シャツ一枚で約2時間を戦うはめになったわけです。 試飲するお酒は6銘柄。いつまで私の体力が持つか。いやまて。よく見るとみんな震えているじゃないか。 彼らは同じく厳しい環境で戦う同士。過酷なこの戦いを共にサバイブ!・・・だから、飲みました。
お客さん達も試飲というより、しっかり飲んでいる感じ。そうして何杯もお酒をお代わりしているうちに体もあったまり主催者の意図に気づいたわけです。 寒くて辛い→体を温めるために飲む→寒さから解放される→日本酒に感謝→日本酒好き❤️ 試飲会のあとに販売会があったのですが、非常に売れ行きは好調でした。 シビアな環境を生み出し、この吊り橋効果的な反応を想定していたのであれば恐るべしPRIMEUR CELLARSです。ちなみに、日本酒はアルコールの中でもっとも体冷やしにくいお酒なので寒い地域や女性には非常に適した飲み物なのです。(ソース:SAKETIMES) お酒はというと、雪鶴 純米吟醸 無濾過生原酒が好評でフレッシュ感のあるお酒で香りと味のしっかりしたタイプがよく飲まれていました。やはり、どの国でもメジャーなラインは芳醇な香り甘みがしっかりあるタイプになります。麹臭が強かったりや鼻に抜けるアルコール感が強めなお酒は好まれる方はいらっしゃいますが、人気のラインナップにはなり辛いです。 そして、その後は日本酒オートサーバーをおそらくシンガポールで唯一導入しているKURIYA DININGで商談させていただいたり、 協会を丸ごと改装して、作られた商業施設CHIJMESにあるオイスターバーで商談したりとシンガポールを縦横無尽。ちなみに、この施設は恐ろしく素敵なので一見に価値あり。 そして、お店に対して日本酒ワークショップも実施し、提供の仕方やどのように売り込むのか、食事とのペアリングなどなど1時間の予定が延長延長で大盛況の2時間となりました。最後はほぼ飲み会になってたけどw こうやって、ローカルのお店がお酒を扱い、ビジネスチャンスとして真剣に学ぼうとしている姿勢は非常に嬉しく我々も勉強になります。 ちなみに、お店は自分たちでビールを作っちゃってるTHE 1925さん。 ここのクラフトビールは激ウマです。 SISI Ltdではこう言ったワークショップなどを沢山実施し、一般ユーザーと店舗に対して日本酒の文化や知識を伝え、その裾野を広げていくお手伝いをさせていただいております。 何かご要望があれば是非ご連絡ください! -
September 1st, 2015
”三河屋のサブちゃん” 的ルートセールスな日
第一回の試飲会を経て、様々なお客様にご発注いただき台湾の煩雑な輸入プロセスを経て、遂に日本酒が弊社に到着しました!なんとしても早くお客様の手元に届けたいということで、本日は丸一日 ”酒屋さんの日”。 検品から始まり、伝票作成、そして配達時間を確認しつつの配達ルート設計から配達などなど。デスクと向き合う”デジタル”で”静”な日常と比べると非常に”アナログ”で”動”な一日となりました。 そして、こういった業務にまだまだ慣れていない我々は、非常に疲れたわけです。本日の台北は強めな雨がふり続き、道もかなり渋滞しており移動に相当な時間をとられました。お酒は重いし雨で濡れるし時間はかかるし、神様どうにかして状態だったのです。 ただ、実際にホールスタッフがミーティングし、キッチンでは仕込みをガリガリやっている営業前の士気があがっている現場に配達しに行くと、そのお店の熱をひしと感じることができ我々も一緒になって盛り上げたいというモチベーションがフツフツと高揚してくるのです。更に、配達後すぐに店頭に並んだ写真なんかが送られてくるともうセロトニンが脳内を駆け巡るわけです。 またお客さんが居ない店内では、その雰囲気や看板・ポップのオススメ、新メニューなどなどよく見えることもあるので、戦いの前の現場に訪れてお店の方針と自分たちのコンテンツをすり合わせるのは、次なる提案を考える意味で非常に有益なアプローチであると実感。 ただ、ほんとうに非常に大変な仕事なので、”三河屋のサブちゃん” には脱帽です。雨の日も風の日も雪の日も常に笑顔で裏口に現れる最強のルートセールス刈り上げ野郎から学ぶ点は多くありそうです。。 と、長々感想を語ってまいりましたが、そんな苦労して配達したお酒が試飲できちゃうイベントがあります。酒匠のマイケルさんがオーナーを務める最近出来たばかりの非常に綺麗なSAKA.YAさんにおいて、9/7-12の日程で行われます。 気に入ったお酒は購入することもできるので、まずは一緒に乾杯しにSAKA.YAさんまでいらしてください! そして、SAKA.YAさんだけでなく台北市内、以下8店舗様にてSISIオススメのお酒が飲めますので是非美味しい料理と共にうまい酒を味わってみてください!SAKA.YA
台北市松山區敦化北路155巷6号之1 https://www.facebook.com/sakaya.tw?fref=tsSalvatore Cuomo & Bar
台北市松山區復興南路一段39号B1 http://www.salvatore.com.tw/jp/index_j.html鉄匠 鉄板焼居酒屋
台北市敦化南路二段265巷13號 https://www.facebook.com/hiroshimayaki鉄板Bal 鉄匠
台北市中山區朱崙街48號 http://bal.hiroshima.com.tw手羽壱
台北市大安區忠孝東路四段233巷75號1棲 https://www.facebook.com/tebaichi.taipei温
台北市民生西路105號2棲Lux Terrace
台北市中山區林森北路107巷82號 https://www.facebook.com/LuxTerrace焼酎Bar 五右衛門
台北市中山區林森北路107巷35號 https://www.facebook.com/Goemon.taiwan -
July 21st, 2015
台湾 日本酒試飲会(Vol.1)
7月18-19日に台湾にて初の試飲会を実施しました。30度を超える非常に暑い中、30名を越える飲食店関係者やディストリビューター、そして、プロモーターとしてお酒好きな現地芸能人にも参加いただきとても充実した2日間となりました。 今回は、これまで扱ってきた酒蔵様のお酒に加え、6月帰国時に訪問した新たな酒蔵様のお酒も追加し、様々な飲用シーンにあった提案ができるようバリエーション豊かなラインナップにしたいと思い、以下のようなフォーメーションで挑んだわけです。 食前酒としてスパークリング酒から、コクと旨味が強い本醸造/純米ライン、そして香りと旨味のバランスがよい吟醸/純米吟醸ライン、海外では関税によって非常に高価になってしまう、丁寧な作りで希少価値が高い大吟醸、最後にデザート酒としてりんごのお酒をシャーベットにして提供。 おつまみは、①新潟のかんずり酒盗とクリームチーズのクラッカー乗せ、②長野の信州味噌を使ったトマト味噌とチーズのディップ、③鮭とば、でおもてなし。 初回ですし、少々空回るくらいの気合で設計したことが功を奏し、来場いただいたお客様に非常によい評価をいただき、結果として数多くの発注をいただくことができました。また、試飲会で色々なお話をいただき、新たな取り組みもここ台湾で実施できそうなので、それはまた追ってご紹介します! 既に、たくさんの銘柄が台湾には入っていますが、非常に高い関税が価格に影響していることもあり、日本酒はまだまだメジャーなお酒として浸透しているとは言えません。ただ、台湾には多くの日本食を提供するお店があり、そこではやはり日本酒がアルコールの主役になることは間違いありません。 我々は、ただ単に日本酒を販売するだけでなく、飲食店さんやユーザーのみなさんと日本酒の文化を海外に根付かせていくために今後も様々な取り組みを予定しています。 台湾は、約2300万人の人口規模にもかかわらず、2014年の訪日旅行者数は世界第1位で、毎月20万人以上が日本に訪れています。このまま円安が進めばもっと多くの台湾人が日本に訪れるようになるはずです。そして、日本人よりも日本酒や日本の歴史や文化に詳しい人がまわりにたくさんいるのも事実です。 このように特に日本文化に対して寛容な台湾は日本酒を普及させるパイロットモデルとして非常に面白い国なのかもしれません。Date 17th(Fri) and 18th(Sat) JulyPlace 焼肉神戸Address 中山北路一段83巷16-3號 -
April 1st, 2015
Savour 2015 in Singapore
シンガポールのF1ピットで開催された食の祭典”Savour 2015”に出展し、日本酒をプロモーションしてきました。 今回は、取引先であるCrystal Winesさんからの依頼で彼らがシンガポールに仕入れてくれている、松乃井酒造さんと越の華酒造さんのお酒を彼らのクライアントやお客様に紹介して欲しいとのことで参加してきました。 Savourは、シンガポールでも最も有名な食のお祭りの一つで、16,000人以上の食通が集まり、ミシュラン3星レストランなど50以上の厳選された有名店の料理を堪能しながら、ワインやお酒も試飲し放題の活気あふれるイベントです。 我々のブースは、Crystal Winesさんが運営しているワイン/酒エリアの入り口にあり、多くのお客様におとずれていただきました。 特にSavour自体は、まさにローカルに向けたイベントなので日本酒を初めて飲むかたや、ずっとまえにアルコールのきつい熱燗酒を飲んでから一度も飲んでいない人なども多くいました。 少し、そういった土壌のなさに不安を覚えましたが、ワイングラスで吟醸酒を提案したりすると驚きの表情で、これが日本酒なのかと聞いてこられる方や、日本酒の作り方やその違いを熱心に質問される方、おかわりに戻ってこられる方などおり、その不安は一瞬で消し飛びました。 ビジネスサイドでも、多くのレストランやホテル、バーのオーナーの皆様にサーブし、とてもよい評価をいただくことができました。後日、メールを頂き、うちで入れることにしたよとご連絡頂いた方もいらっしゃいました。 また、今回はじめて持ち込んだ田原酒造さんの雪鶴と、津南醸造×Plantica×SISIでタイアップして作った新ブランド”大吟醸 WARAU”、”純米 HAZUM”も大盛況だったので、今後も大いに期待できそうです。 Savour 2015は4日間、立ちっぱなし話しっぱなしのとてもハードなイベントでしたが、日本びいきの方々だけでなくローカルの方々にも日本酒の価値や美味しさが十分に伝わることが確認できたとても良い機会でした。有名銘柄だけでなく、小さな蔵の地酒であってもこの国ではまだまだその需要は伸びていくはずです。 Thanks for all the Crystal Wines buddies and customers visited us!!! Savour 2015 26 - 29 Mar 2015 F1 Pit Building, 1 Republic Boulevard http://www.savour.sg/ -
October 19th, 2014
OISHI JAPAN 2014 in Singapore
新潟県の助成を受けて、シンガポールにて日本食文化の祭典 OSIHI JAPAN 2014に参加してきました。日本中の様々な県から様々な飲食物ブースが出展され、シンガポールを始めアジア各国に売り込む見本市になります。 SISI初めてとなる海外の大きな見本市への出展だったので、持ち込むお酒の選定や提供方法、ブース設計などじっくり検討しいざ本番へ。 最初の2日間はビジネスデーだったので、一般客は来場せずレストランやホテル関係者、そしてディストリビューターや通運関係者へのプロモーションがメイン。中でも、マレーシアの日本食ディストリビューターで働いているセクシー系のカルメンさんが印象的でした。試飲中に現れた謎の生物と念のため記念撮影。 今回持ち込んだのは、津南醸造さんと玉川酒造さん、塩川酒造さんと松乃井酒造さんの計10銘柄で、中でも松乃井の純米大吟醸 英保はすさまじい人気のため多くの飲食業界関係者から高い評価を頂きました。英保は、松乃井酒造初代当主の名前であって越淡麗を35%まで磨いて作り上げた入魂の逸品です。そのマスカットのようなフルーティな香りを残しつつ、しつこくないキレのある後味に普通の純米大吟醸酒とは全く異なる衝撃を受けたていたようです。 3日目のコンシューマーデイは、1万人を超える来場者数で開場からすぐにブースの周りは人、人、人!日本酒を飲むなら、プラスチックカップでなく陶器やガラスのおちょこでしょう!と日本から持参したおちょこを飲んだまま持って行かれたりして、てんてこ舞い。 ただ、3日目ともなると周辺ブースとの連携もかなり強固なものになっており、特に隣のかんずりブースで提供していたかんずりの酒盗と日本酒の食い合せは奇跡的な旨さで、「かんずり食べたら酒」「酒を飲んだら、かんずり」とお互いにお客様を送客し合った結果、販売用に用意したお酒も飛ぶように売れ、閉場の1時間以上前に完売。 完売後は、お世話になった他の新潟ブースの販売を手伝い大成功のうちに3日間のOSIHI JAPANの幕が閉じました。 また、今回のOISHI JAPANは、2つの大きな意味合いがありました。 1.日系コミュニティからでは、巡りあうことが難しいローカルのディストリビューターやレストランなどに提案することができた。 2.数多くのコンシューマーのリアルな日本酒に対する趣向性を調査することができた。 やはり、マスを取りに行くには圧倒的多数を占める現地方々に対してアプローチしていかなければなりません。そういった意味で、実はローカルの中には純米大吟醸のようなフルーティでサラっとしたお酒だけでなく、どっしりとした少しドライテイストなの純米酒を好む人もたくさんいることを知るきっかけとなり、さらに彼らへのアプローチができるビジネスパートナーを見つけることができたOISHI JAPANはとても貴重な機会であったと感じています。 また、こういった見本市では事前に、税制や成分調査の有無、ラベリング、輸送網などきちんと調べた上で、価格を明確に設定することが最も重要だということも強く実感。 こちらはビジネスのスピードがものすごく早いので、試飲して良ければすぐにビジネスにつながります。逆にどれだけ美味しいものを提供してもいくらで仕入れられるのかわからなければ大抵の場合はその時点で終了してしまいます。 我々は輸送網も税制も完璧に調べた上で挑んでいるので、多くの飲食関係者に「ここは話が早くて良い」というような評価も受けましたし、実際にその場でおおよその取引がきまったケースもありました。 ここシンガポールには、まだまだ大きなポテンシャルが眠っております! Thanks for all the OISHI JAPAN and Niigata friends!! See you next year!! それにしてもチキンライスうまっ!!OISHI JAPAN 2014
Oct 16 - 18 2014 Suntec Singapore 1 Raffles Boulevard, Suntec City, Singapore 039593 http://www.oishii-world.com/ -
September 20th, 2014
Formula 1 Singapore Grand Prix 2014
毎年恒例のSingapore F1 GPのSWEET ROOMへお酒を提供し、サービングしてまいりました。 この時期のシンガポールの熱気は凄まじく、街全体がお祭りモード!いつも熱いシンガポールですがいつもの何倍もの暑さを感じております。 まさか、このエクストリームスポーツの祭典のしかも、SWEET ROOMというスーパーVIPしか入れないような場所にお酒を提供させていただけるなんて関係者の皆様に心から感謝です。 個人的に間近でF1を観戦できるという特典に歓喜しているわけではありません。 SWEET ROOMはというと、大盛況でいろいろな人種の方々がかわるがわる日本酒を注文されるのでカウンターは大忙し!しまいにはサンバダンサーまででてきてカオス。お酒はというと、全体的には香りと甘みのバランスが良くとれた玉川酒造の雪中貯蔵純米大吟醸が人気で、スパークリングタイプの大吟醸酒 ゆきくらもシャンパン的に飲む人もちらほら。 とてもハイエンドなユーザー層が集まったSWEET ROOMでの3日間はとても濃い経験となりました。ほんと、家が買えてしまいそうな腕時計をしている人っているんですね。いやー F1興奮したなぁ 2015年もよろしくお願いします。2014 Fomula 1 Singapore Grand Prix
18-20th Sep 2014 Marina Bay Street Circut
自慢の製品やサービスを、国内マーケットにとどまらず世界的にも展開しようとお考えの方は、どんなことでもお気軽にご相談ください。