
Tuesday, July 21st, 2015
台湾 日本酒試飲会(Vol.1)
7月18-19日に台湾にて初の試飲会を実施しました。30度を超える非常に暑い中、30名を越える飲食店関係者やディストリビューター、そして、プロモーターとしてお酒好きな現地芸能人にも参加いただきとても充実した2日間となりました。
今回は、これまで扱ってきた酒蔵様のお酒に加え、6月帰国時に訪問した新たな酒蔵様のお酒も追加し、様々な飲用シーンにあった提案ができるようバリエーション豊かなラインナップにしたいと思い、以下のようなフォーメーションで挑んだわけです。
食前酒としてスパークリング酒から、コクと旨味が強い本醸造/純米ライン、そして香りと旨味のバランスがよい吟醸/純米吟醸ライン、海外では関税によって非常に高価になってしまう、丁寧な作りで希少価値が高い大吟醸、最後にデザート酒としてりんごのお酒をシャーベットにして提供。
おつまみは、①新潟のかんずり酒盗とクリームチーズのクラッカー乗せ、②長野の信州味噌を使ったトマト味噌とチーズのディップ、③鮭とば、でおもてなし。
初回ですし、少々空回るくらいの気合で設計したことが功を奏し、来場いただいたお客様に非常によい評価をいただき、結果として数多くの発注をいただくことができました。また、試飲会で色々なお話をいただき、新たな取り組みもここ台湾で実施できそうなので、それはまた追ってご紹介します!
既に、たくさんの銘柄が台湾には入っていますが、非常に高い関税が価格に影響していることもあり、日本酒はまだまだメジャーなお酒として浸透しているとは言えません。ただ、台湾には多くの日本食を提供するお店があり、そこではやはり日本酒がアルコールの主役になることは間違いありません。
我々は、ただ単に日本酒を販売するだけでなく、飲食店さんやユーザーのみなさんと日本酒の文化を海外に根付かせていくために今後も様々な取り組みを予定しています。
台湾は、約2300万人の人口規模にもかかわらず、2014年の訪日旅行者数は世界第1位で、毎月20万人以上が日本に訪れています。このまま円安が進めばもっと多くの台湾人が日本に訪れるようになるはずです。そして、日本人よりも日本酒や日本の歴史や文化に詳しい人がまわりにたくさんいるのも事実です。
このように特に日本文化に対して寛容な台湾は日本酒を普及させるパイロットモデルとして非常に面白い国なのかもしれません。
自慢の製品やサービスを、国内マーケットにとどまらず世界的にも展開しようとお考えの方は、どんなことでもお気軽にご相談ください。