Wednesday, September 30th, 2015
SAKELISM 日本酒主義 in 台北 台湾キャンギャル祭り
9月25-27日に台北 松山文創園にて開催された日本酒主義(SKELISM)に参加してきました。2013年から始まった年1回のイベントで、今3年目となる今回は70蔵以上が参加し、出品銘柄は300銘柄に及ぶという泥酔者続出必須の危険極まりない日本酒イベントなのです。ちなみに、スタート時から倍々ゲームで出店蔵数が増えているという事実からも、台湾での日本酒人気が垣間見れます。
ブースはエリアごとに大きく3カ所に分類され、北信越のお酒をメインで扱う弊社は新潟を含む北日本エリアに陣を構えたわけです。
今回持ち込んだブランドは竹田酒造、松乃井酒造、笹祝酒造、菱友酒造の4ブランド。お隣は、新潟の巨人”菊水”さんと佐渡の銘酒”真野鶴”さん。
初日 25日はビジネスデーということで、多くのレストランやディストリビューター関係者が訪れシンガポールに続き、台湾でも大きなビジネスにつながりそうな予感。。
2日目の26日は、天候にも恵まれ1,000人を超える大盛況ぶりだったということで、試飲の嵐に巻き込まれ超多忙。会場に規模が大きくなったことと、日本酒がメジャーになってきたということもあり、1銘柄づつ味を確かめながら試飲する玄人から飲みやすいお酒やリキュール類を探す素人まで千差万別。
3日目は台湾が中秋旬ということと、雨も影響して2日目ほどではないものの、それでも多くのお客様が楽しそうにお酒を試飲されていました。
↑弊社ブースと看板娘
前回に比べて、ビギナー層が増えたのかリキュール類の販売が非常に良かったようで、弊社で持ち込んだ菱友酒造さんの”シナノゴールド“という非常に美味しいりんご酒は1日目に売り切れるという痛恨の誤算。。
このお酒はシャーベットにしてもりんごの風味を強く感じられる非常に濃いりんご酒ですので、ぜひお試しを!
こういったイベントに参加するとその国の日本酒への非常に強い関心を肌で感じることができ、お客様の好みから多くの発見をすることができます。
台湾は日本から近く、訪日観光客も世界NO.1ということもあって日本酒を日本人以上に詳しく知っている人がある程度数おり、かなりの銘柄が台湾には入ってきています。
ただ、少し俯瞰的にマーケットを見てみると、それは本当に一角でまだまだ現地に日本酒が浸透 しきっていないのは今回のユーザー層を見てもよくわかります。
つまり、まだまだ開拓の余地があり、日本びいきという土壌があるので台湾の酒マーケットは今後も発展していくことまちがいないでしょう。ただ、そのために一つのキーとなってくるのが40%という世界を見渡しても非常に高い日本酒に対する酒税です。
これが改善されることを強く祈っております。。
最後に大手さん達がブッキングされていた美しい台湾キャンギャルの皆様をご紹介して本レポートを締めくくらせていただきます。
自慢の製品やサービスを、国内マーケットにとどまらず世界的にも展開しようとお考えの方は、どんなことでもお気軽にご相談ください。